軽量で加工性の良いアルミニウム鏡面板
当社が得意とするアルミ鏡面板は、ガラスミラー・ステンレスミラーに代わる製品になります。

アルミニウム鏡面板の強みは『軽量』『加工性』『鏡面度』にあります。
当社が扱うアルミ鏡面板は、99.85%の高純度アルミから
"電解研磨+
連続コイルアルマイト処理"の高度な表面処理を施してます。
もともと照明用反射板として開発されたことから、
優れた反射率・美しい光沢・高い耐腐食性を兼ね備えており、意匠性と機能性を求められる空間に最適です
また、コイル状での大量生産により、均一な品質と高いコストパフォーマンスを実現。天井・壁面・什器など、幅広いデザイン用途に対応可能です。
1. 軽いは正義
アルミニウムは金属の中でも非常に軽量で、ステンレス鏡面材と比べて約1/3の重量しかありません。
特に天井・壁面・什器など大面積の施工においては、躯体への負担軽減、運搬の効率化、施工時の作業負担の軽減など、多くのメリットをもたらします。
軽量でありながら、意匠性と強度も兼ね備えたアルミ素材は、設計・施工の自由度を高める優れた選択肢です。
(参考)
1.0mm厚 1200x2400mm アルミ:8kg
1.0mm厚 1200x2400mm ステンレス:23kg
5.0mm厚 1200x2400mm ガラス:36kg
3.0mm厚 1200x2400mm アルミ樹脂複合板:17kg
2. 現場加工にも対応可能
アルミニウムは加工性に優れた金属で、木工用の工具(丸ノコやジグソーなど)を使用すれば、現場でのカットや切り欠き加工が容易に行えます。長さ調整や微調整もスムーズで、現場対応力の高さが魅力です。
<お客様の声>
・ステンレスより扱いやすい
・火花が出ないため、安全性の面でもアルミが好ましい
・直線ならカッターでも切れるため、緊急対応にも便利
・移動・施工時に「軽いは正義」を実感
3. 明るく反射する鏡面性
一般的に「鏡面=ステンレス」というイメージがありますが、アルミ鏡面板も建材用途として十分な性能を持っています。もともとは照明用の反射板として使われてきた実績があり、その高い反射性能と鮮やかな映り込みは、建築空間においても大きな魅力です。
銀白色のアルミ素材が生み出す明るくクリアな鏡面効果は、インテリアのアクセントや空間演出に最適。さらに、屋外や軒天に対応可能な耐候性仕上げ品もラインアップしており、外装用途でも活躍します。国内での塗装や表面処理によって、使用範囲の拡張も可能です。
右の写真は、実際に屋外で施工された事例。軽量で加工しやすく、耐久性にも優れたアルミ鏡面板は、今後の建材選びに新たな選択肢を提供します。
アルミ鏡面板の仕様
品番 | 板厚 [mm] |
製品幅 [mm] |
製品長 [mm] |
1枚重量 | 合金 | 調質 | 仕上げ |
用途 |
SP-07 | 0.5 | 1250 | 2600 | 4.6 kg | 1085 | H18 | 電解研磨+アルマイト | 屋内用 |
0.75 | 6.8 kg | |||||||
1.0 | 9.2 kg | |||||||
SP-07 WR | 0.5 | 1250 | 2500 | 4.4 kg | 1085 | H18 | 電解研磨+アルマイト +クリア塗装 |
屋外用 |
鮮明に映り込むアルミ鏡面板
事務所にあるA4板で映り込みの動画を撮りました。
対象物が鮮明に映り込んでいるのが分かります。
アルミ鏡面の表面は、製造時に発生する細かなロール目はありますが、ミラー効果として十分に使用できる鏡面性があります。実物をご覧頂くのが一番ですので、お気軽にサンプル依頼をして頂ければと思います。