増反射アルミ反射板『vega』
ベガシリーズは高純度アルミニウムにアルマイト処理(陽極酸化処理)を施し、その上から更にPVDコーティング(物理的真空蒸着処理)を施すことで反射率を飛躍的に向上させています。アルミ蒸着(純度99.99%)のvega95シリーズで全反射率95%以上、銀蒸着(純度99.99%)のvega98シリーズでは全反射率98%以上の反射率を達成しています。
この高反射を達成するために非常に重要なPVD製造ラインは、アルメコのドイツ工場に設備されており、コイルtoコイルの連続処理により均一で高品質な増反射アルミ材を製造しています。ベガシリーズは増反射という特徴から省エネに貢献できる材料です。
Almeco(アルメコ)のミッション
アルメコ製品は主に、太陽光などの『再生可能エネルギー』の使用と、石油・石炭などから得られる有限の『一次エネルギー』の使用を低減するための効率システムを目的としています。
アルメコ社は極めて高いパフォーマンスと省エネルギー化を提案します。
高反射アルミ反射板『vega』の構造
【第一工程:アルマイト処理(プレアルマイト)】
場所:イタリア・ミラノ工場
アルミニウムは錆びにくい金属と言われますが、表面処理を施していないアルミ素地のままでは酸化しやすく表面が腐食してしまい時間とともに反射率が低下します。
そこで、第一工程として、アルミ表面に人工的に透明の酸化皮膜を生成させる処理を行ないます。この酸化皮膜がアルミを腐食から守る役割を果たします。アルマイト後の製品を『プレアルマイト材』と呼んでおり、全反射率86%ほどの高い反射率を示します。
『プレアルマイト材』のままでも使用することが可能です。
なお、アルメコ社では連続コイルアルマイト(コイルtoコイル)にて処理を施す為、薄板に薄膜の酸化皮膜を生成できるのが特徴です。
連続コイルアルマイトライン
連続コイルアルマイトライン
【第二工程:物理的真空蒸着処理(PVD)】
場所:ドイツ・ベルンブルグ工場
アルマイト処理により製造された『プレアルマイト材』の反射率を更に高めるため、次工程としてドイツ工場で物理的真空蒸着処理(PVD: Physical Vapour Deposition)を施します。
『プレアルマイト材』の表面に、99.99%のアルミニウムまたは銀を蒸着し、その後保護層を蒸着することにより極めて高い反射率を示します。
vega 95 ・・・ アルミ蒸着、全反射率95%
vega 98 ・・・ 銀蒸着、全反射率98%
『vega』反射板の使用用途
スタジアム照明
オフィス照明
街路灯
植物工場
『vega』商品ラインアップ
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