太陽光採光用反射板(デイライト)
また、ライトシェルフによる採光にも最適な耐候性増反射アルミ材もございます。いずれの採光システムにおいても必要不可欠な素材が、vega材に代表される増反射アルミ材です。
太陽光採光反射板について
全反射率と光の減衰の関係
光ダクトに使用される素材の反射率は高ければ高いほど、効率よく太陽光を取り入れることができます。考慮しなければいけないのが、反射の際に起こる光の減衰です。右のグラフは、光ダクト内を複数反射させた場合の光の減衰率を表しています。
全反射率98%のvega98100は、ダクト内を10回反射させても太陽光を80%導光することが可能です。全反射率が95%のvega95100は10回反射後は60%になり、全反射率86%のアルマイト材に至っては半分以下という結果となります。
可視光線域に特化した高反射性能
以下のグラフで示すように、高反射アルミ反射板『vega材』はヒトの目で見える可視光線域(380-780nm)の反射率が高くなるように制御されています。反対に、380nmよりも短波長である紫外線域の反射率は低く抑えられているため、反射光に含まれる紫外線量は太陽光に比べて低くなります。光の減衰率を考慮すると、複数反射になると紫外線が格段に減少することが言えます。
●参考資料
可視光線とは(wikipedia ページ)
商品一覧およびテクニカルデータ
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